約束の直前から当日に行きたくなくなる現象の原因はストレスと義務感?
友達と遊ぶ約束をしたときは楽しみだったのに、当日が近づくにつれ「なんだか行きたくないなあ」「正直めんどくさくなってきた…」と憂鬱になってしまうあの現象…
かと思えば、実際に遊びに行くとそれまでのだるさが嘘のように普通に楽しいんですよね。
こう思ってしまうことがよくあるんだけど、私がおかしいのかな?と思っているあなた、大丈夫です、これは誰でもよくあることです。
原因は性格的なこともありますし、あなたの身体や心の不調などやむを得ないこともあります。
どうしてそのような心理状態になるのか、対処法などはあるのか?など詳しくご紹介しますね。
約束当日行くのが億劫になる理由や原因
直前で憂鬱になってしまう原因
友達や恋人と約束をするたびにこの憂鬱な気持ちに悩まされていると「もしかして何かの病気なの?」なんて不安になってしまいますよね。
しかしこの現象はその時のあなたのコンディションなどによっても変わりますし、意外と共感する人は多く、あるあるなのですよ!
具体的な原因と思われることを考えてみましょう。
まずは性格に関することで原因となりそうなことです。
- 一人でいるのが好き
- 人に合わせるのが苦手
- めんどくさがり
- 他にやりたいことがある
- 内向的
- インドア派
- 気が変わりやすい
約束したけど、なんとなく行きたくないな~という頻度が多い場合には、人と頻繁に会ったり外に遊びに出たりするのが苦手ということはありませんか?
逆に大人数でいるのが好きだったり、フットワークが軽い人はこの現象が起こることはないでしょうね。
「いつもではないけど、たまに行きたくなくなることがあるんだよな~」
とか、
「前はそんなことなかったのに、最近行きたくなくなるんだよな…」
という人は、以下のような原因が考えられます。
- 生理前でホルモンバランスが乱れている
- ストレスや体調がすぐれない
- 年を重ねるにつれて面倒に感じる
- 天気や気圧の関係
- 仕事、家事、育児などの疲れ
ホルモンバランスや体調、天気など自分ではコントロールできない原因がある場合はこの現象が起こりやすいです。
この場合はその原因が取り除ければ、約束前に憂鬱になることも自然となくなるのではないでしょうか。
この他にも、
- 気の乗らない相手
- 行きたくない場所や予定
- あまりお金を使いたくない
などが原因で行きたくなくなることもあるでしょう。
自分ではそんな風に思っていたつもりはなくても、よくよく考えたらあまり行きたくない理由があるのかもしれません。
直前で行きたくなくなる時の心理
原因が何であれ、人間なのでときには
めんどくさい、気が乗らない、気持ちや感情が変わる
ということは十分ありえます。
しかし一番大きいのは
「当日の準備や身支度、行くまでの過程を考えるとめんどくさくなる」
という感情ではないでしょうか。
友達のことはもちろん嫌いではないし遊びに行ったら行ったで楽しいけど、
家にいるのも好きだし、
せっかくの休みだから家で適当な格好でゆっくり映画でも観たいな…
自分の好きなように時間を使いたいな…
という心理があるのではないでしょうか。
友達には少々申し訳ないですが…^^;
約束当日が近づくにつれて、
「友達と遊びに行く楽しさ」と「家で自由に過ごす気楽さ」
を天秤にかけている状態だと思います。
この他にも、心のどこかで
「遊ぶのはそこまで好きなわけではないけど、誘ってくれる友達がいることに安心するから約束はしてしまう」
「約束する時の友達とのノリが楽しい」
など、少し寂しがり屋さんな一面がある人もいそうですね。
友達だけでなく、デートも憂鬱になってしまう理由
友達との約束に限らず、恋人や気になる人、マッチングアプリで出会った人などとの約束でもこの現象は現れます。
このとき憂鬱になってしまう原因は、友達との約束の時と大体同じであなたの元々の性格だったり、体調やその時の気分などが大きいでしょう。
お付き合いする前の相手なら、よく考えたらそこまで乗り気じゃない相手ということも。
友達と違って好きな人や気になる人となると、
- 当日までのやり取りで何か不満や不安を感じた
- 肌荒れ
- 当日の服が決まらない
などなにか自分的にもやもやする要素はありませんか?
楽しみなはずのデート前だと、「好きなはずなのに…」と思って落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
しかしこれも普通によくあることなので、あまり気負いし過ぎずに気楽に考えてみてください。
行きたくなかったのに当日は楽しいのはなぜ?
この現象の不思議なところは、当日まではあんなに気が乗らなかったのにいざ遊びにってしまえば結局楽しい!というところですよね。
これは、人間にとってやることを先送りにしている(=予定がある)という状態がストレスになるからです。
なので約束当日までは「準備して、家を出て、遊びに行かなくてはならない」という義務感があるので憂鬱になってしまいます。
自分一人で出かける予定なら行きたくなかったら行かなくてもいいので気楽に考えられますが、人との約束は簡単に変えることができないですからね。
当日までかかっていたストレスは、遊んでいる間にはかからなくなるわけなので楽しいと感じることができます。
友達と会った時点では面倒な身支度も終えて、行かなきゃという気持ちもきっと忘れていますよね。
この症状への対処法や対策
行くのが憂鬱な時の対処法は?
約束直前や当日に行きたくなくなる原因はわかりましたが、この気持ちを少しでも減らすための方法はないでしょうか?
こんな時には
「気合を入れて準備して遊びに行く」か
「憂鬱な気分のまま行っても自分もつらいし、相手にも迷惑かもしれないのでキャンセルする」
のどちらかを選択することになりますよね。
気乗りしない相手、最悪関係が続かなくてもいいと思っている相手なら断るのもいいですが、大事な友達の場合は断るのも気が引けますし、信用にも関わりますから「行く」という選択をする人が多いでしょう。
「行く」という場合は、
当日の準備は、めんどうだな~と感じても「とりあえず顔だけでも洗ってみよう」とまずは動き出してしまうのが良いと思います。
ひとつ手をつけてみると意外とやる気が出てくるものです。
その流れに乗って面倒な支度を終わらせてしまいましょう!
あとは最初にも書いたように性格的な要因もありますから、
「約束前はこういうものなのだ。行けば楽しいはず!」
と開き直ること。
人間の脳とは単純なので、めんどうだな~行きたくないな~と思っていると、本当にめんどうな気持ちになってしまいます。
なのでめんどうだなと考えてしまうのは全然OKなのですが、当日はきっと楽しい日になるはずだ、と行く場所や話したいことなどを考えてみるのはいかがでしょうか。
どーしても体調やメンタル的に乗り気になれないけど、時間を作ってくれる友達のことを考えたら行かなきゃという真面目で優しいあなたは、
とりあえず約束に行って
「実は今日早めに帰らないといけない事情があるんだ」
と先に伝えておくというのもいいと思います。
早く帰れるなら、少し気も楽になりますよね。
この現象を防ぐ対策はある?
この現象が起こりやすい人は、先の予定を入れることが苦手な場合があります。
なので対策としては、あまり遠い日付の予定を入れないようにするといいのではないかなと思います。
(憂鬱な期間がそれだけ長くなってしまうので)
また
- その場のノリで約束してしまったけど、後で後悔することが多い
- あまり気が乗らない人に誘われた場合
などは、その場ですぐにOKせず、「予定がわからないので…」といってとりあえず保留状態にしておくのがおすすめです。
直前に憂鬱になる症状は治すことはできる?
この現象が起こらないようにすることはできるのかですが、原因によります。
性格的なことが要因となっているならば、こういうものなのだと割り切るというのが一番の解決策です。
こういうときの憂鬱さは「マリッジブルー」や月曜日に感じる「仕事行きたくないな~」などと同じようなものなので、そう感じないようにしようと思ってもなかなか難しいものです。
なんでもそうですが、その予定が始まってしまえば憂鬱な気分は自然となくなっていくものなので(仕事の場合は行っても憂鬱ですが^^;)、ここは割り切ってしまいましょう。
気圧やホルモンバランスなどのコントロールができないものも、仕方ない場合が多いです。
しかし寝不足や風邪気味などの体調不良なら、原因を取り除けば憂鬱な気分になることもなくなるのではないでしょうか。
もしもドタキャンする場合は
先ほども書いたように、大事な人との約束はなかなか断りにくいものですが、もし
「仕事の疲れやストレスで行ってもあまり楽しめそうにない…」
「生理前でイライラして相手に気を使わせてしまうかも…」
などの理由がある場合はやむを得ず断るということもあるかもしれません。
そういった場合の注意点もご紹介しますね。
もしドタキャンする場合の角が立たない理由
ドタキャンの理由として一番無難なのはやはり「自分の体調不良」、職種によっては使いづらいですが「急な仕事」でしょうか。
そのお友達との関係や会う頻度にもよりますが、1回断るのに使うくらいなら角が立つこともないと思います。
その他にも「冠婚葬祭」や「自分以外の体調不良(家族、親族、ペット、バイト先の人の代わりなど)」は、やはり「仕方ないね…」と納得してもらいやすい理由でしょう。
あとは憂鬱で断りたくなってしまうことが多い場合は、
「偏頭痛や生理痛などでもし最悪の場合キャンセルすることがあるかもしれないけど
それでもいいなら…」
と約束する時点で保険をかけておくとかですね。
逆にドタキャンする時にNGな理由は?
ドタキャンを嫌う人は相当な理由がないと基本的に怒ります。
なので先ほど書いた「体調不良」「仕事」「冠婚葬祭」「自分以外の用事など」など使う場合でも、「それってほんと?」と思われてしまうような極端だったり不自然なものは避けるべきです。
それから
「急にこういう用事が入って…」
「急に彼氏・親などに頼まれて…」
「急に仕事の飲み会が…」
などの「急に予定が入ってしまった系」は
「先に約束していたわたしよりも、そっちを優先するんだ…」
と思われてしまうこともあるので、注意が必要です。
また「急に水道が壊れて業者が来る」「家の鍵が壊れて今から直しに来てもらうから…」など緊急っぽい理由も「本当か?」と不信感を持たれてしまうので、大げさすぎる理由はやめましょう。
そして気を付けなければならないのは、うっかりSNSに書いたことからウソがばれることです。
友達との約束を断る場合はSNSの更新は控えましょう。
約束のどのくらい前に断ればドタキャンにならない?
ドタキャンといえば約束当日に断ることかな?と思いがちですが、人によっては3日前、1週間前でもドタキャンされた!と感じる方もいるんだとか。
同じ断るにしても、ドタキャンと前もって断るのでは印象がかなり変わってきます。
この現象が起こる時は気分に左右されることもあるので「約束の日の直前にならないとわからないよ!」と思うかもしれませんが、
なんとなく体調や疲れなどの理由で行けないかもしれないと思った場合にはなるべく早めに断りの連絡を入れましょう。
間違っても待ち合わせの数時間前、数分前などは信用を失うのでやめましょうね。
ドタキャンされる側の気持ち
誰でもドタキャンされると良い気はしませんよね。
一回くらいのドタキャンならば深刻に考える人は少ないかもしれませんが、常習化しないようになるべく約束は守りましょう。
何回もドタキャンされた経験がある人でも、「仕方ない」と思ってまた約束してくれる人もいれば、「もう約束するのやめよう…」と思ってしまう人もいます。
この現象はあるあるだと書きましたが、そんなこと考えている人がいるのに驚き!という人ももちろんいます。
あまりに頻度が多いと、「もしかして私嫌われている…?」と思ってしまう人も多いでしょう。
そう思わせてしまうと、最悪疎遠になります。
逆に相手もあなたと同じく、できれば約束の日行きたくないな~なんて思ってしまうタイプの場合は、相手から予定キャンセルの連絡が来ると内心「やった!」と思う人もいるそうです^^;(笑)
また同じタイプの場合は、約束をキャンセルし「後日埋め合わせするね。」なんて予定が先延ばしになると、また次の約束まで憂鬱期間が延長された…と思ってしまう人も。
相手へのフォローの仕方
やむを得ずこれからも付き合っていきたい相手との約束を断る場合は、申し訳ない気持ちを伝えるのと同時に別の日に埋め合わせをする旨を伝えておきましょう。
今回はダメでも、次の約束についての話があればとりあえず怒り出すような人もいないでしょう。
あまり気の乗らない相手なら、「また連絡しますね~」くらいでもいいかもしれません。
約束直前や当日行きたくなくなる現象についてまとめ
約束の直前や当日に行きたくなくなるのは
- 性格的なこと
- その時の気分や体調
- 相手によってその現象が起こる
などいろいろな原因が考えられるので、あまり深刻に考えなくても大丈夫ですよ^^
すごく先の予定は入れないようにしたり、こういうものなんだと割り切ってみましょう。
もしも相手が好きな友達だったとしてもどうしても行きたくないときは、相手に誠意をもって謝り、違う日に変えてもらうのが良いですね。
このときのポイントは、バレそうな大げさな嘘はつかないことです。
行動してしまえば意外と憂鬱な気分も無くなるというのがわかっているので、とりあえずちょっとめんどうでも動いてみるのもいいですよ。