マスカラは最後残量がわからない…誰でもわかるなくなったサイン
マスカラの容器って透明じゃないので中身が見えませんし、水のように水分量が多いわけでもないので持った感じでも残量がわかりませんよね?
もったいないから最後まで使い切りたいところですが、残量を知る明確な方法はありません。
しかし「マスカラの乾き具合」や「使用感・まつ毛の仕上がり」「匂い」などから捨て時が判断できるのです。
マスカラの使用期限や捨て時の見極め方、なるべくマスカラを最後まで使い切るコツなどをご紹介しますね。
替え時の見極め方・使用期限
どのくらいで捨てる?替え時の見極め方
マスカラは化粧水などのようにサラサラの液体でない、容器は透明になっていないので中が見えないなど、残っているのかわかる人はほぼいないでしょう^^;
なのでいろいろな方法で見極めています。
その基準がこちらです。
- 開けてすぐにマスカラがカサカサになっていると感じたら
- まつ毛につけた時にダマになったら(元からダマになりやすい商品もあります)
- 温めても使用感が変わらなかったら
- ティッシュにつけてみて艶感がなかったら
- 匂いが出てきたら
この中でも「カサカサ感がある」「ダマになる」などの場合はまだ復活できる可能性もありますので、すぐに捨てないという判断をする方も多いです。
しかし温めてみても付きが悪かったり、カサカサ感が変わらなかったらもう捨て時かと思います。
またティッシュにつけてみるというのも可視化でき、わかりやすい寿命の確認方法です。
まつ毛に直接塗って仕上がりがいまいち…ではテンションも下がりますし、落とすのもめんどうなのでティッシュにサッとつけて確認するのはおすすめですよ。
そして視覚以外にも確認しやすいのが匂いです。
まだ使用できる状態の時は匂いはないと思うのですが、酸っぱいような匂いがしたら雑菌が繁殖している可能性があります。
まだ液自体は残っているとしても、匂いが出る場合は使用は控え捨ててしまいましょう。
マスカラの残量や寿命の判断は人それぞれです。
「ふたを開けてもう乾いているな、固まっているなと判断したらすぐ捨てる」という方は
- いろいろなマスカラを試したいのですぐ捨ててしまう
- 目元のメイクは重要なので、綺麗に仕上がらないなら捨てる
- 朝から復活させてる暇はないので捨てる
という意見が多いです。
「乾いている、固まっていると思っても復活させてなるべく最後まで使う」というこちらのタイプは
- もったいないのでなるべく使い切るようにする
- 安いマスカラではないので最後まで使い切りたい
- 予備を買っておかなかったのでとりあえず復活させたい
などの意見があります。
なので
- 自分なりにここまでは使おうという基準をある程度決めておくこと
- 使えなくなった時の為に次のマスカラを買っておく
のが良いと思います。
マスカラの寿命・使用期限
捨て時をどのように見極めているかはわかりましたが、そもそもマスカラは使用期限はないのでしょうか?
実はマスカラにはメーカーが推奨している使用期限があります。
人によって使用頻度は異なると思いますが、一般的にはマスカラの使用期限は開封から3~4ヶ月となっています。
マスカラに限らず化粧品には防腐剤が入っていますよね。
しかしふたを開けるのでもちろん酸化はしますし、まつ毛についたり温度が高い場所に置いたりすることで雑菌も繁殖します。
マスカラは目に近い部分に乗せるので、その雑菌が目に悪影響を与えたら…と考えるとこわいですよね。
そのため保管状態や使用頻度に関わらず、4ヶ月以内には使い切るのがいいのです。
マスカラ以外の化粧品も含め、
というのが一般的な使用期限になります。
雑菌の繁殖などはどうしても避けられないことなので、
- なるべく早めに使い切る
- あまり使用しないアイテムは捨てても惜しくない価格のものにする
など工夫してみてくださいね。
最後まで使うための工夫と保管方法
先ほど「液がカサカサに乾いた場合やダマになった場合は復活する方法がある」と書きました。
その方法をご紹介しますね。
液がパサついた時の対処法
マスカラをあけたときにパサついていたり、
まつ毛に乗せたらなんとなくぼそぼそしている…
という場合は、
美容液を1~2滴容器に入れ、ふたをして軽く振る
という方法で復活が可能です。(液が残って入れば)
水分が加わることにより、マスカラの液がなめらかになりますよ。
この時の注意点は、液を入れすぎないことです。
水分量が多いと薄まってさらっとした液になってしまい、まつ毛に乗せてもきれいに仕上がりません。
液が薄まってしまうためたくさん繰り返すことはできませんので、復活後ある程度使用してまた乾いてしまったらその時は捨てましょう。
どうしても今日だけ使いたい、あと数回で良いからなるべく使い切りたいという時に有効な方法です。
美容液の他にも
- 化粧水
- 目薬
などで代用する方も。
これ以外の液体は瞳への影響がこわいので、混ぜないようにしてくださいね!
マスカラの容器に液が入れずらい場合は、100円ショップなどに売っているスポイトを使用するのがおすすめです。
液が固くなった時の対処法
液が固まってしまった時は先ほどの美容液を足す方法でもいいのですが、もっと簡単なのが「温めること」です。
大きめのマグカップなどにお湯を入れ、その中にマスカラを入れましょう。
湯煎の要領で中のマスカラ液が溶けますので、まだ残量があればこれで使えるようになるはずです^^
夏は気温が高いので固まることも少ないと思うのですが、
冬はマスカラに限らず液が固くなりやすいですよね。
冬に化粧品を温める場合は、ホットカーペットやこたつに入れて少し時間を置けば温まっているので楽ですよ。
最後まで使い切るための工夫
マスカラを最後まで使い切りたい場合は、ここまでに書いた「美容液を入れる」「温めて溶かす」の他にも気をつけた方が良いポイントがあります。
それは
- メイク時にマスカラの筆(コーム)部分を、出したり入れたりする動きを頻繁に繰り返さないこと
- マスカラのフチで液を調節しないこと
です。
マスカラを筆につける為に出し入れすのは仕方のないことなのですが、これをすると容器の中に空気が入って酸化が進みます。
また容器のフチでマスカラ液の調整をしてそのままにしておくと、固まってしまいふたのしまりが悪くなります。
これがマスカラの乾いてしまう原因の一つとなりますので、なるべく液の量の調節はティッシュを使うと良いですね。
マスカラの正しい保管方法は?
マスカラをなるべく長持ちさせるための保管方法は、まずしっかりとふたを閉めることです。
最近のマスカラは速乾のものも多いので、しっかり締めておかないと液がカサカサになる原因となります。
またマスカラは「冷蔵庫で保管した方が良い」というような話もありますが、
それよりも温度や湿度の変化が少なく、直射日光が当たらないような場所での保管が適しています。
マスカラの使い方のコツと選び方
マスカラの上手な使い方は?
マスカラは慣れるまでは綺麗に塗るのが難しいですよね。
綺麗に仕上げるコツは
- コームを使いまつ毛を梳かす
- 何度も何度も重ねない
- ビューラー、ホットビューラーを併用して仕上げる
などがあります。
今挙げたようなコツは、特に
ダマになりやすい、
マスカラを塗るとなぜかケバく見えてしまう…
という方には気をつけていただきたいポイントになります。
ボリュームを出したい時には何度か重ね塗りをすると思います。
しかしマスカラ自体がボリュームタイプだったりすると、どんどん濃い仕上がりになってしまいます。
なのでボリュームタイプのマスカラを使っている場合は、1回塗って仕上げるつもりで使用してみてください^^
そして綺麗なまつ毛に仕上げるために重要なのは、意外にもマスカラではなく、「ビューラー」や「コーム」を使って丁寧に仕上げることなのです。
マスカラをする前にビューラーで根元からまつ毛を上げる
↓
マスカラを塗る
↓
ホットビューラーを当てさらにカールがしっかり付くように上げる
この工程で仕上げると綺麗なまつ毛になります。
この時セパレートしたい場合は、コームを使ってしっかり整えましょう。
マスカラの選び方
マスカラはたくさんの種類がありますが、まずは自分のなりたい目元を決めてから選ぶのがおすすめです。
なりたいイメージに合わせて選ぶ場合は
- ボリュームタイプ
- ロングタイプ
- セパレートタイプ
- カールタイプ
などどこを重視しているかで最適なマスカラの種類が異なります。
また、
「ウォータープルーフ」か「お湯で落ちるタイプ」か、
塗る部分は「ブラシタイプ」がいいのか「コームタイプ」がいいのか
なども仕上がりや自分の目的に合ったものを選びましょう。
また、色も「黒」なら目元が引き締まり、クールな印象になりますし
「ブラウン」ならふんわりナチュラルな仕上がりになります。
他にも、慣れてきたらカラーマスカラもいろいろな色があり、使ってみると雰囲気が変わるので楽しいですよ^^
マスカラの残量についてまとめ
マスカラの一般的な使用期限は3~4ヶ月となります。
この期限に限らず、
- 開けてすぐにマスカラがカサカサになっていると感じたら
- まつ毛につけた時にダマになったら(元からダマになりやすい商品もあります)
- 温めても使用感が変わらなかったら
- ティッシュにつけてみて艶感がなかったら
- 匂いが出てきたら
など気になる場合には捨ててしまうという人が多いです。
なるべく最後まで使い切りたい場合は
- 美容液を入れて混ぜる
- 温めて液を溶かす
などの対処法を試してみてくださいね^^