香水が香ってるかわからない原因は○○!持続時間とおすすめのつけ方
せっかく香水をつけているのに、香りがしない…
香りがすぐに消えてしまう…
これ、実はみんなが思っていることなのです。
実はこれらは、人間の鼻が香りに慣れてしまうために起こる現象です。
本当は香りは消えていませんし、周りにもちゃんと香っていると思いますよ^^
ただこの他にも香りが消えやすい体質というのはあり、
「体温の高さ」「代謝の良さ」「肌の乾燥」
などの原因が考えられます。
なぜこれらが香水の香りと関係するのか、香りが消えやすい場合はどうすればいいのかなど詳しくご紹介しますね。
香ってる?香水の香りがすぐ消える原因
「香水をつけた直後はちゃんと香りがしたのに、すぐに香りがなくなってしまう」
「周りの人にも香りが届いていないのでは?せっかく香水をつけている意味がない」
と思ってしまうかもしれません。
香水の香りを感じない主な原因は嗅覚の特徴にあります。
実は香りを感じなくなるのは普通のことで、人間の鼻はずっと同じ香りを嗅いでいるとその香りを感じなくなるのです。
例えば自分の家や洋服の香りも普段は気にならないと思います。
しかし旅行から帰ってきたときや洗い立ての洋服だと、香りがわかりやすいと感じたことはありませんか?
このようにずっとその場にいたり、ずっと身につけている服だと鼻がその香りに慣れてしまうのですね。
なので、香水も自分の纏っている香りを感じなくても、周りには香っていると思いますよ。
逆にもし自分で常に香水の香りがわかる状態だと、周りの人からするとかなりキツイ香りとなっているはずです^^;
この他にも原因として考えられるのが、
- 汗をかいた
- 体温が高い(体温が高くなりやすい箇所に香水をつけた)
- 乾燥肌
などです。
香水は揮発しやすいという特徴があります。
なので体温が高い人、代謝が良い人などはそうでない人に比べて香水が揮発しやすく、早めに香りが飛んでしまうということはありえますね。
また乾燥肌の場合も同様に、肌に潤いがある人に比べると香水が揮発しやすいので、香りが飛びやすくなります。
乾燥がひどい時期などは、化粧水を塗ってもすぐにまた乾燥してしまいますよね。
それと同じようなことです。
このように、香水の香りの飛びやすさには多少の個人差があります。
香水の種類と香りの持続時間
鼻が慣れてしまうことや香水の飛びやすさの個人差の他にも、香水の種類によって揮発しやすさが異なります。
これはその種類によって、香料の濃度が異なるので揮発しやすさにも差が出るためです。
香水の種類は、濃度が濃い方から順に以下のようになります。
- パルファム
濃度…15~30%
香りの持続時間…5~7時間(長いものだと10時間くらい)
- オードパルファム
濃度…10~15%
香りの持続時間…5~7時間
- オードトワレ
濃度…5~10%
香りの持続時間…2~4時間
- オーデコロン
濃度…2~5%
香りの持続時間…1~2時間
なので、例えば今あなたが使っている香水がオーデコロンの場合は1~2時間で香りが消えてしまいます。
そのため、鼻が香りに慣れてしまったのではなく、本当に香りが消えてしまったという可能性はありますね。
先ほど書いたように、体温が高い、肌の乾燥が気になるなどが事前にわかっている場合は、香料の濃度が高めのパルファムなどを選んでみるといいかもしれません^^
ふんわり香るおすすめのつけ方とつける場所
最後に周りの人にもふんわりとした香りを感じてもらえるような、おすすめの香水のつけ方をご紹介しますね。
香水をつける箇所として、ウエストやひざの裏、足元などがおすすめです。
香りは低い位置から高い位置へ上がっていきます。
そのため、なるべく下につけると動いた時にふわっとした香りが届きますよ。
反対に注意が必要なのは、首、鎖骨周りなど体の上の位置につける場合や手首や胸元など体温が上がりやすい、汗をかきやすい箇所につけることです。
これらの箇所は香りやすいのでつけたくなってしまうかもしれませんが、香りやすいからこそつける量の調節が難しいのです。
つけすぎてしまうと、周りの人にも「香水つけすぎ…」という印象を与えてしまいます。
また汗をかきやすい箇所は、
- 体温が高くなり香水が揮発しやすい
- 汗と香水が混ざりやすい
- 単純に汗で流れてしまう
などの理由からあまりおすすめできません。
つける量は、スプレータイプなら1~2プッシュで十分です。
香りをなるべく持続させるためには以下のようなことを試してみてください。
- ウエストなどにつける時に洋服の中につける
- 化粧直しの際にさっと付け直す
洋服の中につけると香りが中にこもったり、体温で適度に温まるので香りが立ちやすくなります^^
ただ先ほど書いたように、体温で温まり過ぎると揮発するのも早くなりますので、冬などにおすすめのつけ方ですね。
あとは、香水も種類によって持続時間が異なりますので、持続時間を大幅に過ぎてしまうときは1プッシュくらいつけ直してもいいかもしれません。
香水の香りがすぐに消えたように感じる原因まとめ
香水の香りがすぐに消えてしまう感じがするのは
- 鼻が香りに慣れてしまう
- 体温が高い
- 肌が乾燥している
- 汗をかいてしまった
- 香水の種類が香りの持続時間の短いものだった
などが考えられます。
香りがしない…!と香水をたくさんつけ足さなくても、周りには香っているということも多いのでご安心ください^^
機会があれば、友達や家族など身近な人に確認してみてはいかがでしょうか。
香水をつける時は、足元やウエスト辺りにつけると動いた時にいい感じで香りが拡散されます。
ふわっといい香りがする!という印象を与えやすいので、ぜひ試してみてくださいね。