料理が同時に何品も作れないので時間かかる…3つの時短ポイント
同時に複数の料理を作るのが苦手な場合は、
- メニューを工夫する
- 下ごしらえをしておく
- 調理の工程や使う調理器具の順番を工夫する
などを取り入れることで時短していくのが良いでしょう。
効率的に料理を作るためには、事前のイメージトレーニングと準備が大切になります。
これができていないと、同時に作るのはとても難しいのです…
そこでこの記事では、
- 料理を同時進行で作るためにできる工夫
- 料理を効率的に作る人の特徴
などを詳しくご紹介します。
料理の段取りが上手くできなくて毎日の調理時間が苦痛な方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。
料理を同時進行できない時の工夫
同時進行で料理を進めるためには、なるべく手間を省くことや同じ作業を続けて行うと慌てずに済みます。
料理経験があまりない場合でも、簡単に取り入れられる工夫をご紹介しますね。
メニューの組み合わせを工夫
その日に作るメニューがすべて手間のかかるものだったり、コンロを使うものばかりだったりということになると作るのに時間がかかってしまい効率的ではありませんよね。
なので使う「調理器具」や「調理方法」「手間」などを考えてメニューを決めましょう。
例えば
コンロでできるもの、電子レンジでできるもの
または
フライパンで焼くもの、鍋で煮るもの、火を使わなくてもできるおかず
など調理器具や調理方法がなるべく被らないものを組み合わせると良いですね。
すべて手の込んだおかずを作ろうと思わなくても大丈夫です!
副菜は和えるだけのもの、漬けておくだけで良いものなどなるべく調理工程を短縮できるものも上手く混ぜて決めましょう。
下ごしらえを済ませておく
調理を素早く終えるために大事なことは
- なるべく野菜や調味料をいっぺんに用意しておく
- 導線や使うものを事前に確認し、ロスを減らす
ということです。
なので、料理を作り始めるときにまずは下ごしらえを一気にやってしまいましょう。
その日に使う野菜は、まず最初にすべてカットしておき、ボールなどに入れておきます。
平日の調理時間をなるべく減らしたい場合は、休日などに買ってきてすぐカットし、冷凍保存しておくところまでやっておくと楽ですね。
またその日の料理で使う合わせ調味料も、最初の段階で作っておくと良いでしょう。
イメージとしては料理番組のような感じです。
料理番組では放送時間が決まっているので行程を省くために、食材や調味料など使うものが全て用意されている状態ですよね。
野菜を取り出すときはなるべくいっぺんに使う分を手元に出し、その後の調理で使いやすいようにまとめて近くに並べて置いておきましょう。
キッチンのスペースの関係で並べるのが難しい場合は、リビングのテーブルなども活用するなど工夫してみてください。
調理器具がなるべく汚れないものから作る
調理器具が少ない場合などは、使うたびに洗っていると時間がかかってしまいますが、洗わないと使えないものもありますよね。
なので今日作るものと調理工程を最初に確認し、なるべく汚れが少なく済む料理から作っていくと良いですよ。
例えばフライパンの場合、少しくらいの汚れならキッチンペーパーでさっと拭いて次の料理を作るでも大丈夫でしょう。
まな板は野菜を切ってから、肉や魚を切るなど。
なるべく洗い物に取られる時間を減らしてみましょう。
料理の段取りが得意な人と苦手な人の違いは?
1時間で何品も作る人などを見ると、
料理が素早く上手にできる人は生まれつきセンスがある人なのかな…
と落ち込んでしまうこともありますよね。
しかし実は生まれ持ったものではなく、練習は必要ですが効率的に調理をこなすことはできるようになるものです。
そこで料理が効率的にできる人の特徴を把握し、自分に応用してみましょう。
段取りや工程をイメージできているか
料理の手際が良い人は
- 調理工程
- 各作業にかかる時間
- 隙間時間にできそうな作業
などを把握していて、頭の中でそれらを組み合わせています。
料理では煮たり、じっくり火を通したりなどの待ち時間が発生しますよね。
例えば
「茹でる時間は?」
「煮込みが終わる時間は?」
「自分が野菜を切り終える時間は?」
などその日作るメニューの各作業の時間を考えてみます。
そして
「これを煮込んでいる間に、こっちのおかずの味付けができるな」
「これは電子レンジで茹でれば、その分コンロが使えるな」
という感じで、作業時間をなるべく効率的に使えるように事前にイメージしていきます。
全部把握するのが難しければ、紙に大体の流れをメモしておいても良いですね。
一番手間がかかる工程や時間のかかる料理を中心に、その隙間時間でもできる作業はないかを考えていきましょう。
レシピが頭に入っているか
作るメニューのすべてをレシピを見ながら作ったり、合わせ調味料も時間をかけぴったり計ったりしているとやはり時間はかかってしまいますね。
まずは簡単なものからで良いので、レシピを見なくても作れる料理を増やしていけると良いでしょう。
レパートリーは最初は少なくても大丈夫なので、何度も同じものを作って覚えていきます。
慣れてくると、味付けや合わせ調味料は目分量や感覚でできるようになりますよ。
また覚えたメニューから応用していけば、レパートリーもだんだん増えてきます^^
同じメニューでも、食材や味付けを変えてアレンジすることもできますね。
数をこなしているか(料理経験)
ここまで書いてきた
「段取りや工程をイメージすること」も
「レシピを見ないで作れるようにしていくこと」も
結局は数をこなして慣れていくしかないのです。
料理を効率よく作れる人というのは、センスや要領が良いというのも多少はあるかもしれませんが、
「料理をたくさんしてきた人」
ということなのですね。
食材を切るスピードも、味付けを覚えるのも、すぐにはできないかもしれませんが練習すれば精度は上がるでしょう。
慣れるまでは、
- ときには包丁ではなく調理ばさみやフードプロセッサーを使ってみたり
- 冷凍食品や半調理してあるものを取り入れて工程を省いたり
など、いろいろなものを取り入れて手間を省いてみるのも良いですね。
また調理の腕を上げることではなく、なるべく時短することが目的なら
「作り置き」
「副菜は量を作っておき次の日にも回す」
など毎日すべての料理を一から作ろうとしないこともポイントです。
料理を同時進行で効率よく作るコツまとめ
なるべく料理に時間をかけずに同時進行で進めたい場合には、
- メニューの組み合わせを工夫
- 下ごしらえを済ませておく
- 調理器具がなるべく汚れないものから作る
などは今日からでも取り入れられる工夫ですね。
一日に手間のかかるものをたくさん作ろうとせず、サラダや汁物、和え物や混ぜ物など調理の負担の少ないものを取り入れてみましょう。
あとは効率的に作るためには、調理の工程や時間などを把握し数をこなすことが大切です。
いきなりは難しいのでまずは工程をメモしたり、下ごしらえから始めてみたりできるところから取り入れてみてくださいね。