ウォーキング後は甘いものを食べてもいい?運動後のおやつ選び
ウォーキングをした後には、消費カロリーを上回らないくらいの摂取カロリー程度なら甘いものを食べても大丈夫です。
もしカロリーが高そうな場合にはウォーキングだけでは難しいかもしれませんが、運動量を調整することで甘いものは食べられます^^
しかし大丈夫といっても「ウォーキングをしたから、ご褒美になんでも甘いものを食べても大丈夫♪」という単純な話ではありませんので、注意が必要なのです。
そこでこの記事では
- 運動後に食べるならどんな甘いものがおすすめか
- 甘いものを食べるなら運動前と運動後どっちがいいのか
- 甘いものの摂取と運動量の調整はどのように考えればよいのか
などを詳しくご紹介します。
せっかく運動をしたけど、甘いものを食べてしまったら意味ないのか?
ダイエット中だけどやっぱり甘いものを完全に食べないなんて無理!
とお悩みの方はぜひ読んでみてくださいね。
運動後に食べても良いおすすめの甘いもの
冒頭に書いた通り、ダイエット中でも食べすぎなければ甘いものを食べても大丈夫です。
しかし減量を考えるならば運動後は「糖質」「タンパク質」中心で、「脂質」が多く含まれるおやつは控えた方が良いですね。
そしてウォーキングくらいの軽い運動の場合はできれば糖質は控えた方が良いので、甘いものを食べたい場合はできれば
- ウォーキングをする前に食べる
または
- 運動後に食べるならランニングに変更するなど運動の強度を上げる
などの対処が必要になりますね。
その上で、運動後におすすめの甘いものをご紹介しますね。
和菓子
ダイエット中に食べるなら、洋菓子よりも和菓子の方がおすすめです。
洋菓子は「脂質」が多く、和菓子は「糖質」が多いです。
甘いものに限らず「脂質が多い=カロリーがその分高い」ということになりますので、洋菓子は運動後に食べるのには適していないのですね。
和菓子は糖質が多く、しっかり甘さも楽しめます。
そして和菓子に含まれる糖質はほとんど「砂糖」なので、消化吸収が早いのもおすすめポイントです。
フルーツ
フルーツには脂質がほぼ含まれていません。
おまけにフルーツも消化吸収が早いのです。
それでいて甘く、運動後に食べるにはぴったりなさっぱりさもあるので最適ですね^^
フルーツの中でも
- バナナ
- りんご
- みかん
などは特におすすめです。
甘くておいしいだけでなく、フルーツの種類によっては「ビタミン」や「カリウム」「食物繊維」などの栄養素も補うことができます。
特に食物繊維は便秘改善にも役立ちますので、ダイエット中には積極的に摂りたいですね。
ヨーグルト
運動後にヨーグルトを食べる際には「高たんぱく」のものを選ぶと良いでしょう。
タンパク質は筋肉を作ってくれる要素で、筋肉は増やすことでカロリーを消費しやすく痩せやすい身体を作ってくれるのです。
なので運動後は筋肉量を減らさない為にも、タンパク質は積極的に摂ると良いですよ。
ヨーグルトの中でも特にタンパク質が多く含まれる「ギリシャヨーグルト」などがおすすめですね。
フルーツを混ぜて甘さをプラスすると満足感もアップします。
プロテインバー
ヨーグルトと同じく、タンパク質を摂るためにおすすめなのがプロテイン。
そのプロテインが摂りやすくなっているプロテインバーも良いですよ。
いろいろな種類があり、お菓子のような感覚で食べられるのに筋肉を作る目的もあるので罪悪感も減ります。
ただし、商品によっては脂質や糖質が多いものもあります。
特に脂質は運動後は控えた方が良いものですので、表示をしっかり確認し選んでみてくださいね。
甘いものは運動前と運動後どっちに食べるのが正解?
ダイエットをしているとはいえ、やっぱり甘いものは食べたくなってしまいますよね。
そこで調べてみると甘いものは「運動前の方が良い」という話と「運動後の方が良い」という話があり、「どっちが正解?」と迷ってしまうと思います。
正解は「甘いものの選び方と運動の強度の条件に気をつければ、運動前も後も多少は食べて大丈夫」です。
詳しくご説明しますね。
運動前に甘いものを食べる際は
運動前に甘いものを摂る場合は
「糖質」はもちろん、「脂質」が多少多いもの(カロリーが高いもの)
を食べても大丈夫です。
これは摂取した糖質や脂質が、運動する際のエネルギーとして使われるので、そこで消化されて脂肪にならないためです。
食べた分の摂取カロリーが運動によって消費カロリーとなるという、ダイエットのイメージとしてよく言われる構図なのでわかりやすいですね。
たくさん甘いものを食べたら、ウォーキング以上に強度の高い運動をしなければならないというわけです。
そのため運動前ならたくさん食べても大丈夫!というわけではなく、食べたらその分運動しなければなりませんので、量には気をつけてくださいね^^
洋菓子やアイス、チョコレートなど脂質が高いものは運動前がおすすめですよ。
運動後に甘いものを食べる際は
運動後の場合は、先ほど運動後に食べるのにおすすめの甘いものとしてご紹介してきましたが
「タンパク質」と「糖質」が多く含まれるもの
がおすすめです。
摂取量に気をつけつつ糖質は摂っても問題ないですが、「脂質」はカロリーが高いので運動後は控えましょう。
運動後には
- 「タンパク質」が筋肉を作る役割
- 「糖質」が運動によって失われた「グリコーゲン」という糖を補い、筋肉を回復させる役割
をしてくれるので、筋肉を増強しつつ、痩せやすい身体を作るという意味でもこの2つをセットで摂るのがおすすめです^^
ただしここで注意が必要なのが、運動後に糖質がグリコーゲンを補うのはあくまでも「グリコーゲンを補う必要があるくらいの強度の運動をした時」だけです。
つまり、ウォーキングだけでなく筋トレをしたり、ウォーキングではなくランニングをする必要があるということですね。
脂質がエネルギー源だけでなく、細胞膜やホルモンの構成に役立つのに対し、糖質は完全にエネルギー源にしかなりません。
そのため、グリコーゲンがない状態だと糖質を摂っても「筋肉の回復」に使われるので減量には問題ありません。
しかしグリコーゲンが残っていれば補う必要はないので、余分に入ってきた糖分は使われないエネルギーとなり脂肪として蓄えられることになります。
そうなると、せっかく運動しても甘いものを食べたことによりダイエットには逆効果…脂肪が増えてしまうのです。
ダイエット中に甘いものを食べるときの注意点
運動前も運動後も甘いものを完全に我慢する必要はありません。
しかし
- 消費した以上の摂取量にならないように気をつけること
- 摂取量が多くなる場合は、運動量を増やすこと
に気をつける必要があるということですね。
- 減量が目的でウォーキングや軽めの運動を考えている
という場合は、カロリーは控えめに。
- 筋肉もつけたいのでウォーキングの他に筋トレもする
- ランニングなど運動強度を上げる
という場合は、少しカロリーが上がっても大丈夫。
と覚えておきましょう。
また運動前、運動後ともに1~2時間以内に甘いものを食べるようにしてくださいね。
運動すれば甘いもの食べてもいいのかまとめ
運動後も運動前も食品の選び方、運動量に気をつければ甘いものは摂取しても大丈夫です。
ダイエットをしているなら、運動後に食べる甘いものは
- 和菓子
- フルーツ
- ヨーグルト
- プロテインバー
などがおすすめですよ^^
また甘いものを摂取するときは
- 消費した以上の摂取量にならないように気をつけること
- 摂取量が多くなる場合は、運動量を増やすこと
を意識しつつ、運動後は「タンパク質」「糖質」が含まれているものを選ぶのがおすすめです。
「脂質」が含まれるものはカロリーが高めなので、食べるなら運動前が良いですね。
ダイエット中もストレスが溜まらないように、上手に使い分けてみてください。