泣けないのは冷たい人間だから?感動しない・涙が出ない時の3つの原因
みんなが感動した!泣ける!と言っていた作品を観ても自分は泣けないとなると、感動して涙を流すというのがどういった感覚なのか気になりますよね。
感動できなかったり、涙が出なかったりするのはあなたが冷たい人間だからではないのでご安心ください^^
感動できなかったり、泣くことが難しい時には
- 感動はしているが涙を流すほどではない
- 心や脳が疲れすぎている
- 作り物やお涙頂戴系が苦手
などの理由が考えられます。
また涙もろい人ってたまにいますが、そういった人と感動して泣くのが難しい人にはどんな違いがあるのか?など詳しくご紹介しますね。
泣きたいのに感動しない・泣けない理由や原因
感動はしているが涙を流すほどではない
まず「感動した=涙が出る」というわけではありません。
映画を観に行って周りの人が泣いていると「涙が出ない自分は感動もできない、冷たい人間なのか…?」と思ってしまいがちですが、涙が出なくても実はちゃんと感動していることもあるのではないでしょうか。
例えば
「主人公が頑張っていて偉いな!すごいな!」
「ラストにこんな展開になるなんて素敵!」
と思う時、涙は出なくても感情は動いていますよね。
人によって涙が出やすい、出にくいというのもあると思いますし
多くの人が泣くくらい感動する場面でも、あなたにとっては「感動はするけど、涙が出るほどではない」くらいの場面などもたくさんあるでしょう。
心や脳が疲れすぎている
「普段は感動で涙が出ることもある」
「最近は何を見ても泣けないな…」
という場合は、心や脳が疲れていてうまく泣けない状態なのかもしれません。
つらい時やストレスが溜まっている時って、
「自然と涙が出てくる…」
ということや
「泣くとスッキリするから感動する映画などを見て泣こう…」
ということもあるかもしれません。
しかしそのつらさや疲れもピークに達すると、今度は「涙すらも出ない…」という状況になってしまいます。
また前頭葉が発達していなかったり、疲れから弱っていたりすると涙が出にくいということもあります。
こういった場合は少し体や心を休ませた方が良いでしょう。
作り物やお涙頂戴系が苦手
涙も出ないし本当に感動できている感覚もない…
という場合は、映画やドラマなどの「泣かせようとしている感じが苦手」なのかもしれませんね。
フィクションだと感動できないけど、ドキュメンタリーや実話を元にした話だと感動できる、泣けるという人もいます。
自分の感覚的に「これなら泣けるかも」というものを探してみるのもいいかもしれません。
感動で泣く人と泣けない人の違いや特徴
共感力があるか・感情移入をしやすいかの違い
何かの作品を見て感動して泣ける人は、登場人物の気持ちや人生などの背景に自分を重ねて観ています。
また普段から他人に感情移入しやすかったり、共感力が高いといえるでしょう。
少し嫌な言い方をすると、情やその場の雰囲気に流されやすい面もあると思います。
なので反対に涙が出ない人は、「情に流されないタイプ」や「自分と他人を切り離して冷静に考えているタイプ」なのだと思います。
これは性格だったり、思考や感性の違いなので個性として考えるといいのではないでしょうか?
人生経験や想像力の違い
泣ける人は感情移入や共感をしやすいと書きましたが、それは登場人物の気持ちや背景を想像しているからです。
例えば作品の中の登場人物の気持ちを、「過去にこんな経験をしている」などの描写から想像します。
そして
「こんな気持ちだったのではないか」
「そんな経験をしたらきっとこれくらい悲しいはずだ」
など考えて、自分に置き換えて涙が出るのです。
また年齢を重ねて人生経験が増えてくると、登場人物の中で自分と似たような境遇や状況の人がいればその時の自分と重なって感情移入しやすいでしょう。
なので年齢を重ねいろいろな経験をしていくと、また考え方や見方が変わります。
以前観た時には泣けなかった作品、感動できなかった場面でもまた違った印象を受け涙が出ることもあるかもしれません。
ただ単に泣くポイントの違い
先ほど書いた自分の経験やその時の感情や状況と重ねてしまうというのもそうですが、全く同じ体験をしている人はこの世にいませんよね。
それと同じで、どの場面で泣くか、どんな状況で泣くのかは人それぞれです。
喜ぶポイント、怒るポイントや辛いと感じるポイントも人それぞれなように、泣くポイントだって違うのが当たり前です。
なので、みんなは泣いていたり感動しているのに自分は…と考える必要はありませんよ^^
ストレス発散の為に泣きたい時はどうすればいい?
たくさんの作品を見る
もしいろいろな作品を見て感動したい、涙活をしたいのに泣きたい時に泣けない…などの悩みがある場合は、たくさんの作品を見て価値観を増やしていくのがおすすめです。
本当は自分でいろいろな体験や経験ができれば共感もしやすくなるかもしれませんが、それはなかなか難しいですよね。
そんな時に本を読んだり、映画を観たりすると、自分の代わりに他人がいろいろなことを経験するのを手軽に見ることができます。
その時にちょっと想像力を働かせて、
「自分がこの人だったらどう思うかな?」
「こんな出来事があったらどんな気持ちになるのだろう」
と考える癖をつけると共感ポイントが見つけやすくなるかもしれません。
無理に泣こうとしない
「泣くのはストレス発散になる」というのは良く聞きますよね。
しかし、泣けない時は無理に泣こうとしなくてもいいと思います。
先ほど心や脳が疲れているとつらくても涙が出ない時もあると書きました。
無理に泣こうとすると、それ自体がストレスとなってしまうこともあるのです。
なので、涙が出ない時は無理に泣こうとせず、まずは泣くこと以外でストレスを発散する方法を試してみてください^^
泣きたいのに泣けない人の特徴や原因まとめ
感動からの涙が出ない時の原因は以下のようなことが考えられます。
- 感動はしているが涙を流すほどではない
- 心や脳が疲れすぎている
- 作り物やお涙頂戴系が苦手
涙が出なくても感動はしているということもありますし、泣き所は人それぞれなので「自分は冷たい人間なのかも」なんて思わなくて大丈夫です^^
もし感動したり、涙を流してストレス発散したいと思うときには「たくさんの作品を見る」という方法がおすすめです。
「共感力があるか・感情移入をしやすいか」
「人生経験や想像力」
などが泣ける人と泣けない人では異なると思いますので、そういったところを少し意識してみるといいですよ。
また、泣けない時は「無理に泣こうとしない」というのも大事です。
泣くこと以外にも、自分がストレスを発散できると思うことをしてみてくださいね。