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魚の骨を口から出したらどこに置く?手でとっていい?正しいマナー

魚はあらかじめ背骨や小骨を取り、お皿の奥(上側)に寄せておくのがマナーです。


そのため口に入ってしまった骨についても、取り出した後は同じようにお皿の奥に背骨や頭部と一緒にまとめておくと良いですね。

 

 

魚の骨は口に入ってしまわないよう初めになるべく取るのが望ましいですが、取りきれないことも多いので外食をしていて口に入ってしまったときは焦りますよね。


実は取り出す際にも気をつけるべきマナーがあるのです。

 


そこでこの記事では

  • 魚の骨の置き方
  • 口に入ってしまった骨を取りだすときのマナー
  • 魚を食べるときに気をつけるべきポイント

などを詳しくご紹介します。

 

会食やデートの時に魚をマナーよく、綺麗に食べたい!という方はぜひ参考にしてみてくださいね^^

魚の骨の置く場所や口から出すときのマナー

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魚の骨を置く場所のマナー

魚の骨は口に運ぶ前に取り除き、「お皿の奥(上側)」へまとめておくのがマナーです。


基本的には中骨を取り除く際に小骨もできる限り取り除いておき、まとめてお皿の奥に寄せておくのが良いですね。


これは魚に限らず、一度口に入れたものはなるべく出さないようにするというのが食事のマナーとしてあるためです。

 

 

しかし気をつけていても小さな骨は取りきれないこともありますよね。


もし口に入ってしまった小さな骨があった場合には口から取り出した後、中骨と一緒に皿の奥にまとめておきましょう。

 

 

ちなみに取り除いた魚の骨を置く場所については、皿の奥側に置くと向かいに人がいた場合に失礼になるため「手前(下側)に置く」という話もあり、こちらも間違いとはいえません。


しかし一般的には、骨はお皿の奥にまとめておくという方が浸透していますね。


これは骨が手前にあると魚の身を食べるときに邪魔になってしまうので、奥に置いた方がスマートに身を食べられるためです。

 

魚の骨を口から取り出すときのマナー

魚の骨を口から取り出すときは、口元を懐紙やナプキンで隠しながら

  • 和食の場合は箸で取る
  • 洋食の場合はフォークに乗せて出す

というのが正しいマナーとなります。


口から取り出した後は、お皿の奥側に寄せておいてくださいね。


取り除いた中骨がある場合は、一か所にまとめておきます。

 

 

もし小さな骨が歯に挟まってしまい箸やフォークでは取れそうにない…という場合には、もしフィンガーボールがあれば口元を隠しつつ手で骨を取り、フィンガーボールで手を洗うと良いですね。


フィンガーボールがない場合は、お手洗いへ行き取るようにするのがマナーとして良いでしょう。

 

 

食事のマナーというのは、一緒に食事をする人や周りの席のお客さんに不快な思いをさせないようにするためにあります。


ですので、なるべく口の中や口から出すところを見せないように配慮することを意識すると良いですよ^^

 

 

口元を隠す役割として洋食ではナプキンがあります。


和食の場合は、ナプキンやハンカチは使わず、懐紙を持参するのがマナーです。

 

懐紙とは

懐紙は着物が一般的だった時代に携帯していた紙で、今でいうところのティッシュやハンカチのようなものですね。


食事の際には口元を拭いたり、こぼしたものを拭いたり、コースターにしたりなど様々な使い方があります。

 

懐紙は「文房具売り場」や「食器・キッチン用品」「リビング用品」などの売り場にあります。


100均でも売っているので、和食を食べる機会があるなら持っておくと良いですね^^

 

 

魚料理を食べ終わった後は、皿の端に寄せた骨に懐紙をかけて見えなくしておくとさらにマナーが良いですよ。


もし懐紙を用意していないときは、手で口元を隠すようにしてみてくださいね。

 

他に魚を食べるときのマナーはある?

骨以外にも魚料理を食べるのは難しい点が多いですよね。


そこで骨以外にマナーとなるポイントも合わせてご紹介します。

 

皮や内臓を残すのはマナー違反ではない

魚の皮や内臓は食べる人もいれば、食べない人もいますよね。


実はこれらは食べても食べなくてもマナー違反にはなりません。

 

内臓

内臓は食べても問題ありませんが、苦手な人は食べなくても大丈夫です。


食べない場合は内臓部分を骨と一緒に取り除き、やはりお皿の奥に寄せておきましょう。

 

皮に関しても同様で、食べるか食べないかは個人の自由です。


皮も食べない場合は、骨とともにお皿の奥にまとめておくようにしましょう。

 

 

皮は食べる人、食べない人は同じくらいの割合でいるそうで、特に「皮までしっかり焼かれていたら食べる」など皮の状態によって判断する人も多いのです。

 

ちなみに魚の皮はビタミンやコラーゲンが含まれていて、体に良いものです^^

 


また洋食などの場合は、身と一緒に皮ごと美味しく食べられるように考えて調理されているものもありますので、そういった場合は皮まで食べるとより味を楽しめますよ。

 

魚の身はほぐし過ぎてはいけない

和食、洋食どちらの場合にも、魚は一口大にして口に運ぶのがマナーです。


一口大なので大きく身を取り過ぎるとあまり良くありませんが、かといって細かくほぐし過ぎるのもマナーとしてはNGとなります。

 

 

ほぐし過ぎると箸で上手く掴めなくなかったり、お皿の上に身が散らばり汚くなりがちなので、丁度良い一口くらいを意識すると綺麗に魚を食べることができますよ^^

 

魚の食べ方や骨に関するマナーまとめ

魚を食べた時に出る骨についてのマナーをご紹介してきました。


骨の置き場所については

魚の背骨や頭部を取り除く時も、口から小骨を取り出すときも骨は皿の奥側(上側)に寄せておく

というのがマナーでしたね。

 

 

口から骨を取りだす際には、

  • 和食の場合は箸で取り出す
  • 洋食の場合はフォークに乗せる

ということで、手を使って取り出すのは控えましょう。

 

またこの時に口元は懐紙やナプキン、なければ手で隠しながら取るようにするとマナーもばっちりです^^


魚を食べる際には意識してみてくださいね。