期待されるのが苦手…仕事で期待されたくない時に使える3つのコツ
期待されるのが苦手な人の心理や理由には
- プレッシャーに弱い
- 一人でいろいろなことを抱え込んでしまう
- 頼まれたことを断る・失敗することで、がっかりされたり怒られたりするのが嫌
などがあるでしょう。
真面目で頑張り屋さんな人は、「この人ならきっとできるはず」と他人から期待されやすいです。
しかし周りの目や評価を気にしやすい人は、期待されるのが重く感じてしまうでしょう。
そこでなるべく期待され過ぎず、自分が辛くならないように普段の行動や意識を少し変えてみましょう。
この記事では、仕事で期待されたくないときに心がけると良いことを詳しくご紹介します。
期待されたくないときに心がけると良いこと
自分のペースを崩さない
冒頭に書いた通り、人に期待されやすい人は基本的に頑張り屋さんです。
「期待に応えよう」
「このくらいは頑張ればなんとかできるはず…」
などできないと言ってがっかりされたくないと、たとえ少々無理が生じても頑張ろうとしてしまいませんか?
期待されるというのは時に自分を成長させてくれたり、必要とされているというのを感じられたり悪い事ばかりではないですよね。
しかしその期待は、絶対に応えなくてはいけないというわけではありません。
なので期待が重荷になってしまう場合は、期待に応えようという他人軸で考えるのではなく、
「自分ができる範囲のことを自分の為に頑張ろう」
と考えてみてください。
真面目な人はつい他人のことを考えがちですが、ちょっと自己中くらいでも意外と大丈夫なのですよ!(笑)
ダメなところも出していく
またこちらも冒頭に書いた通り期待されやすい人は、周りの目を気にする人が多いと思います。
なるべく自分を良く見せようとしたり、ダメなところはなるべく見せたくないと思っているのではないでしょうか。
そしてそれができてしまう人は、周りの人から「欠点がなく要領が良い人」と思われます。
そうすると、それが期待に繋がりますよね。
「なるべく失敗したくない」
「ダメなところを出さないようにしよう」
とすることで返って自分の首を絞めることになってしまうのです。
なのでなるべく期待されたくない場合は、
- こういうの苦手で少し不安です
- 覚えるのが苦手なのでメモしてもいいですか?
- この前こんな失敗しちゃって…
など、自分の少しダメなところをあえて周りに話しておくと良いですよ。
苦手な仕事を回されそうになった時の予防線を張っておくと、過度に期待されることはなくなるでしょう。
できないことはできないと伝える
人から期待されてしまう人は期待を裏切らないようにしようと、一人でいろいろなことを抱え込んでしまうこともありますよね。
まずは「自分はどこまでならできるのか」という自分の仕事での実力を把握しましょう。
そして期待されて難しい仕事などを頼まれた時に、
「ここまではできると思います」
「これは普段の自分の実力からして、少し難しいです」
などできること、できないことをはっきり伝えられるようにすると良いですね。
こうすることで「できる」と言ってできなかったり失敗するより、自分の精神的負担が減ります。
また周りの人に手伝ってもらったり、協力してもらうことであなたの本当の実力を把握してもらうこともできますよ。
仕事で期待される人の特徴
仕事で期待されやすい人と期待されにくい人には、何か違いがあるのでしょうか?
いつも期待されてしまうという人に多い特徴をまとめてみました。
やる気が見られる
新しい職場で働き始めるとき、
- 熱心にメモを取っていたり
- よく質問をしたり
ということがあると
「この人やる気があるな!よし、どんどん仕事を任せて戦力になってもらおう」
と思われやすいです。
新人でわからないことばかりの時はメモを取る、質問をするなどは当たり前のことと思うかもしれません。
しかし意外とそんな基本的なことをしないという人もいるのです。
その為そういった比較対象となる人がいる場合は、余計やる気があると判断されやすいでしょう。
周りへの気配りや先回りができる
例えば
- コピー用紙が切れそうだったら補充しておく
- 自分が必要な資料を探すときに、他の人が使うと言っていた資料をついでに持っていってあげる
など、ちょっとした気配りができる人は期待されやすいです。
普段から周りをよく見て動いていたり、先回りして雑務などをやってくれる人と認識されると、周りの人も無意識に「この人ならやってくれるだろう」と期待しがちです。
自分のことでいっぱいいっぱいな人に比べたら、しっかり周りが見えているとそれだけでできる人と思われやすいでしょう。
仕事の丁寧さや身の回りの綺麗さ
- デスク周りが綺麗
- 書類が丁寧に作られている
- 身なりにも気を使っている
など単純にその人自身や身の回りを見て「この人しっかりしてそう!」と判断されることも。
しっかりしている→仕事もできそう!
と期待されてしまう可能性があります。
「あまりしっかりしたイメージを持たれて期待されるのは困る」という場合は、時には少し手を抜いてみるのもいいかもしれませんね。
期待されるのが嫌な時の対処法まとめ
期待されるのが嫌な人の心理は、以下のようなものがあります。
- プレッシャーに弱い
- 一人でいろいろなことを抱え込んでしまう
- 頼まれたことを断る・失敗することで、がっかりされたり怒られたりするのが嫌
真面目、頑張り屋さん、周りの目を気にしてしまうなど、少し完璧主義な人に多いですね。
期待されるのがしんどい場合は、
- 自分のペースを崩さない
- ダメなところも出していく
- できないことはできないと伝える
などを心がけてみてください。
今までよりも適当に仕事をするという意味ではなく、自分のできる範囲内のことのみを頑張るイメージです。
他人の為ではなく、自分の為に生きるというのを意識して少し肩の力を抜いてみてくださいね。