職場の雑談が多くて気が散る…仕事に集中するためにできること
にぎやかすぎる職場で仕事に集中できないときは、「周りに伝えて環境を改善する」か「自分が我慢する」のどちらかの行動をとることになるでしょう。
自分が我慢する場合は、
- 耳栓やイヤホンをする
- 雑談に巻き込まれた時は早めに会話を切り上げるように仕向ける
くらいしか取れる手段がないのですね…
周りに伝える場合には、伝え方に気をつけないとトラブルに発展することも。
そこでこの記事では
- 職場で周りの雑談がうるさい時の対処法
- 仕事中に雑談に巻き込まれて疲れてしまうときの対応
について詳しくご紹介します。
コミュ障の私が会社で雑談に巻き込まれたときに、実際にしたことのある対応も交えてご紹介していきます。
仕事に集中できなくて困っている人、あまり雑談などせずに静かに過ごしたいと思っている人などぜひ参考にしてみてください。
職場の雑談が多く気が散る時の対処法
まずは自分に話しかけてくるわけではないけれど、周りが騒がしいと気が散って仕事にならない時の対処法をみていきましょう。
耳栓やイヤホン
一番簡単に一人で解決できるのは、耳栓をすることです。
音楽を聴いていても大丈夫な仕事なら、音楽を聴くというのも良いでしょう。
周りから入ってくる話し声を遮断することで、集中力を保ちやすくなるのではないでしょうか。
耳栓をしていても、近くまできて話しかけられたり、大きな声で呼ばれれば気づくことができます。
髪が長ければ、下ろしておけば耳栓をしていることが周りにばれずに済み不思議に思われることもありません。
仕事の話で遮ってみる
近くの席の人たちの雑談が気になってしまうときは、仕事に関する話や質問などを振ってみるというのはいかがでしょうか。
ちょっとした会話が多い場合は、他の人が話しかけたり仕事に意識を戻してもらうことで雑談が途切れて会話が終了することもあります。
何度も使える手ではありませんが、忙しい時などに間隔をあけつつ試してみると仕事に集中してもらえるかもしれません。
上司に相談する
本人に直接注意するのは角が立ちそうですが、どうしても気が散ってしまう…とお困りのときは、上司に相談してみるのが良いでしょう。
席替えや部署の移動などができないか、お願いしてみるのです。
雑音があると集中できないという気質のある方にとっては、おしゃべりくらいでも集中力を奪われつらいものですよね。
仕事に支障が出そうなときなどは思い切って相談してみてください。
ただし、言い方によっては雑談している人たちを批判しているように取られてしまうこともあります。
それが本人たちに伝わると、職場での居心地が悪くなってしまいますよね。
そのため上司に伝えるときは
「○○さんたちがいつも雑談していて集中できなくて…」
というようなチクったと思われるような言い方は控えましょう。
たとえそのように思っていたとしても、建前としては
「雑談をしていること自体は私は良いと思うのですが、音や会話などがあると集中できない性格で…」
「集中できないことによって、ミスがあると困るなと悩んでいまして…」
など、あくまでも自分の性格の問題であるかのように強調しておくと良いですね。
もちろんあなたのせいではないのですが、その会社に長く勤めようと思っているならば不要な争いが生まれないようになるべく当たり障りないことを言っておく方が良いでしょう。
職場でのおしゃべりが疲れるときの対応
先ほどとは異なり、
雑談好きな人があなたにも話しかけてきて、仕事にならなくて困っている場合はどうすれば良いか?
その対応についてもご紹介しますね。
忙しいふりをする
一番使いやすいのは忙しいふりをしたり、仕事が終わらないような素振りを見せたりすることです。
話し始めたなと思ったら、少しくらいは相槌を打ってあげて、
「すみません、なんか最近調子が悪くてまだ仕事が終わっていなくて…」
といって、仕事に戻るようにしましょう。
仕事に集中して早く終わらせたいと取り組んでいる人に対して、無理矢理会話を続けようとする人も少ないと思います。
場所が移動できるような仕事なら、その場を離れるというのも手ですね。
「資料を探してきます」
「他の部署に用事があるので、ちょっと行ってきます」
のような感じで忙しいふりをしておきましょう。
適当な返事をする
話しかけられても一言適当に返すだけ、適当な相槌を打つだけにしてみて、早めに会話を切り上げるようにしてみましょう。
少し興味のない感じを出せると良いですね。
話しかけてくる人は人の話を聞くというよりは、自分の話を聞いて欲しいと思っています。
なので頻繁に話しかけられる場合
「話しかけやすい人」「話をしっかり聞いてくれそうな人」
と思われている可能性が高いのです。
そのため真剣に聞いていないような適当な返事が返ってくると、相手が飽きて会話が終わることがあります。
また働き始めて日が浅いならば、
「おとなしくてあまり話さない人」
「あまり人と慣れ合わないタイプ」
というようなイメージをつけるという方法も。
この場合にも、会話があまり盛り上がらないような一言返すだけのような返事をしたり、軽く笑っておいたりするだけという感じの対応をすると良いですよ。
仕事を辞めることを検討する
直接相手に仕事中の雑談はやめてほしいと伝えることが難しく、仕事にもならなくて困ってしまうならば転職も視野に入れてみましょう。
仕事内容に不満はなくても、どうしても環境や人間関係によって自分には合わないな…ということは起こってしまいます。
人間関係は仕事をするうえで大切ですし切り離せないものなのでどこで働いてもついてくるものです。
しかしそこに苦痛を感じてしまう場合は、環境を変えるのも仕方がないと割り切るのも一つの考え方だと思います。
今の会社で働く限りは周りに伝えて環境を変えていくか、自分が我慢するかという選択をすることになりますので、あなたが一番良いと思う方法を選んでくださいね。
職場での雑談をしたくない時の対応まとめ
自分が雑談に巻き込まれるわけではないけど、周りの会話の声で気が散ってしまう場合は
- 耳栓やイヤホンをする
- 仕事の話で遮ってみる
- 上司に相談する
などの対処法が現実的ですね。
また自分も話しかけられて、雑談に疲れてしまっている場合は
- 忙しいふりをする
- 適当な返事をする
- 仕事を辞めることを検討する
などの対応をしてみましょう。
周りの人にとってはたかが会話でも、雑音が苦手だったり静かな場所でないと集中しずらい人にとっては苦痛ですよね。
仕事は毎日のことなので、なるべくストレスが溜まらない方法を選んでみてください。