第一印象は当たらない?苦手と感じた時自分の直感を信じるべき?
自分の第一印象で感じたことは当たると感じている人は多いです。
これには
- 見た目だけでなく、ちょっと話した感じの印象は当たることが多い
- 最初に感じた印象がその後の先入観や評価に影響する
などの理由があるでしょう。
実際のところ、当たる場合もあれば外れる場合もあります。
自分の第一印象で感じた直感を信じるのももちろん良いのですが、もしかしたらあてにしない方が良いという場合も…
そこでこの記事では
- 第一印象で感じたことはどのくらい当たるものなのか?
- 第一印象で感じた悪い印象はどの程度信じるか?
について詳しくご紹介します。
自分の直感はあまり当たらない…
第一印象ってあまりあてにならないんじゃないのか?
と感じている方はぜひ続きを読んでみてくださいね。
第一印象の直感はどのくらい当たる?
- 第一印象で「なんかこの人苦手かも…」と思ったときは、大体当たるという人
- 第一印象では何となく苦手だったが、関わってみたら反対の印象になったという人
どちらの意見も同じくらいあります。
しかし「自分の直感は当たった」と感じている人の方が少し多いと感じます。
何故直感が当たったと感じるのか、その理由を見ていきましょう。
見た目以外の印象はあまり覆ることがない
第一印象は出会って数秒で決まるといいますよね。
ということは、第一印象とはほとんど見た目による印象ということになるでしょう。
見た目でなんとなく苦手なタイプかもと感じても、
その人が見た目通りの人なのか、
見た目とは違いギャップのある人なのか
を瞬時に見極めるのはなかなか難しいですよね。
しかし見た目の印象が決まった後、ちょっとした会話や態度などからも
「この人苦手かも」「感じ悪いな」
という違和感を感じた場合は、その嫌な感じは当たることが多いです。
この会話や態度などの情報を元に感じた印象は、第二印象ということになります。
つまり見た目から感じる第一印象と違い、第二印象で感じたことは覆ることがあまりないので当たることが多いのです。
しかし見た目のみの第一印象で感じた直感は当たることもあれば、外れることもあるというわけですね。
相性や接し方で結果的に当たったように感じる
初対面の人と今後どのような関係になるのかに、あなたが感じた第一印象が少なからず関係する場合があります。
あなたが「苦手かも」と感じてしまったことは、わかりやすく態度に出すわけでなくてもなんとなく相手に伝わっているものです。
「あ、この人私のこと苦手だな」と感じたら、あなたとその人との間に壁ができるでしょう。
そうするとお互いに心を開きませんので、打ち解けることもなく結果として
「やっぱりあまり合わない人だったわ~」
となるので最初の直感が当たったことになりますよね。
第一印象が今後の接し方を左右するのだとしたら、自分の第一印象の感じ方次第で結果が変わったかもしれないといえますね。
主観なので当たったように感じることは多い
第一印象が良くても、言動や行動などが明らかにおかしくて途中で「ん?」という違和感を感じる場合ももちろんあるでしょう。
良い人かと思っていたら、トラブルメーカーだった!
というような多くの人がおかしいと評価するような人でなければ、大体の場合は自分が最初に感じた印象のフィルターを通してその人のことを見るでしょう。
第一印象が良い人に対しては、起こった出来事や言動を好意的に見ることも多いのではないでしょうか。
反対に第一印象が悪ければ、同じ出来事や言動があったとしてもマイナスに捕えてしまいがちです。
その結果「やっぱりこの人は見た目の印象通り、こういう人なんだな…」という先入観が抜けないので、自分の直感は当たったということになるでしょう。
全員にとっての悪人というのは存在しませんので、大多数の人が悪い人だといわない限りは主観による部分も大きいということですね。
第一印象で感じた苦手という自分の直感は信じる?
ここまで見てきたように第一印象で感じた違和感や良い直感などは当たることもありますし、自分の先入観がそうさせることもあります。
第一印象で感じたことは、どの程度あてにして良いのか迷いますよね。
人間関係で迷った時には、第一印象で感じたことは信じて良いのか考えてみましょう。
第三者の意見も合わせて客観的に判断
第一印象は良いわけではないけど、今後付き合いを続けていくか迷う場合には共通の知り合いなどがいれば第三者の意見を聞いてみるのがおすすめです。
一人だけの話しでは判断が難しいですが、多くの人が言う他人の評価は大体その通りなことが多いです。
例えば自分は「愛想がなくて冷たそうな人」という印象を持った人がいたとします。
共通の友人数名にその人のことを聞くと、
「確かに愛想はないが、子供や動物が好きな優しい人」
「冷たそうに見えるけど、裏表がないので信頼できる人」
など、「見た目の印象とは違って本当はこんな人だよ」という話が聞けるかもしれません。
こういった話やギャップがあると、少し印象も変わってくるのではないでしょうか?
それでも、コミュニケーションを続けてみたけど自分はそうは感じられなかったということなら、自分の直感は正しかったとして無理に付き合っていく必要はないでしょう。
第一印象にこだわらない方が人間関係は広がる
自分の第一印象で感じた直感だけを頼りにしてしまうと、人間関係の可能性は狭まってしまいます。
先ほど書いたように、最初の印象が悪いとなんとなく先入観でマイナスに捕えてしまうこともありますね。
なので第一印象があまり良くなくても、その人に良い面はないかを探すように心がけることは大事でしょう。
交友関係や今後も長く付き合っていくような人になるかもしれない可能性にこだわらないならば、嫌悪感を感じた人と無理に付き合っていく必要はないと思います。
最初に感じた違和感というのは、割と当たっていることもありますからね。
違和感が大きくならないうちに距離を置くというのももちろんアリだと思います。
主観の印象だけでなく、観察して得た事実も大事
できれば自分の直感だけでなく、経験を信じるという方にシフトしていくと良いですね。
どんな人なのか見抜く経験値を得るためには、人と接して、観察していくしかありません。
- こういう見た目の人は大体見た目通りなことが多い
- こういうタイプの人は意外とギャップがあることが多い
などなんとなくパターンがあったりします。
人間は一人一人違うので、その通りにならないことももちろんあります。
しかし第一印象で判断してしまい、人と接する機会が少なければ初対面の印象だけでどういう人なのかを見抜くのは難しいでしょう。
なので自分の直感を信じるばかりでなく、事実を知る努力も大切ですね。
そういうめんどくさい過程を経ていくことで、
- 最初は恋愛対象じゃなかったけど、最終的には結婚相手に
- 苦手なタイプかもと思ったけど、今では一番の親友に
という人が見つかることもあるかもしれません^^
第一印象はあてにならないのか?まとめ
第一印象は当たることもありますし、当たらないことももちろんあります。
しかしいつも最初に感じた直感や違和感は当たると感じる場合には、
- 見た目の印象だけでは当たるとは一概には言えないが、少し内面の評価が加わると当たる
- 相性や接し方で結果的に当たったように感じる
- 主観なので当たったように感じることは多い
などの理由があるでしょう。
第一印象で感じた自分の直感をどの程度信じるかは、
「第三者の意見も合わせて客観的に判断」
「主観の印象だけでなく、人間観察したりコミュニケーションを心がける」
なども意識したうえで判断するのが良いと思います。
見た目通りの人、ギャップのある人、自分を取り繕う人
などいろいろな人がいますので、自分の直感も大事にして無理につき合わなくても良いと思います。
しかし「第一印象にこだわらない方が人間関係は広がる」というのはありますので、自分がどのように人付き合いをしていきたいのか考えてみてくださいね。